2001年に放送されたNHK大河ドラマ「北条時宗」第36話。文永の役で対馬と壱岐を占領した蒙古軍が博多に上陸する。幕府軍の実質的な大将は、大宰少弐で鎮西奉行・少弐資能の三男、少弐景資。蒙古軍の武器や戦術に苦戦し、いったん退却して立て直すことを決断。弓の射合いにおいて、景資の郎党が敵将の劉復亨を射抜いたところ、動揺した蒙古軍が退却開始。幕府軍も退却を決める。大将として的確な戦況判断、戦場も自軍有利な場所を選び、九州の荒っぽい御家人たちを取りまとめるリーダーシップ。まさに英雄と呼ぶにふさわしい少弐景資だが、霜月騒動で安達泰盛が失脚すると、そのあおりを受けて平頼綱派の兄・経資と対立して挙兵。敗れて享年40でこの世を去る。ここまでは実話、平頼綱が蒙古軍と戦ったという本動画のストーリーは脚本家によるものです。頼綱はこの場面でも狂気を見せ、少弐景資の引立て役にしかなっていない。大将の器にあらず。