実在した「総力戦研究所」と、太平洋戦争開戦前夜の日本を描く映画『開戦前夜』の公開日が2026年7月31日に決定。あわせてキービジュアルと予告編が解禁された。監督・脚本・編集を務めるのは石井裕也、主演は池松壮亮が務める。
本作は、猪瀬直樹氏のノンフィクション『昭和16年夏の敗戦』を原案に、2025年放送のNHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」ドラマパートを再構築・再編集した138分の完全版映画。真珠湾攻撃の4か月前、日本最高峰の若きエリートたちが秘密裏に集められ、「日本必敗」という結論を導き出していた史実をベースに、“なぜ敗北の予測は止められなかったのか”を描く知的サスペンスとなっている。
解禁されたキービジュアルでは、開戦前に“敗北”を予見しながらも時代の空気に翻弄される若きエリートたちの苦悩が表現されており、予告編では、理性と忖度、正論と感情の狭間で引き裂かれる人物たちの緊迫感あふれる姿が映し出される。
主演の池松壮亮をはじめ、仲野太賀、岩田剛典、中村蒼、三浦貴大、國村隼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市ら実力派キャストが集結。当時のエリートたちの焦燥、葛藤、無力感を鬼気迫る演技で体現する。
「わかっていても止められない」という時代の“空気”を描く本作は、戦争映画の枠を超え、現代社会にも通じるテーマを投げかける作品として注目を集めそうだ。