一本の電話が平穏を打ち砕き、健一は和樹の旅立ちに激しく反対する。
長年の育ての恩を深く感じた亜紀は、息子の選択を尊重する道を選ぶ。
荷物を取りに戻った和樹を待っていたのは、家族全員で準備したキャンプだった。
怒りも引き止めもなく、最後の温かい思い出を作ろうとする両親。
夕食の席で和樹はいじめのトラウマと生い立ちの謎を解きたい本心を打ち明ける。
亜紀は自分の臆病さを謝罪し、成長した姿でまた会う約束を交わす。
息子が去り、置き忘れたジャケットを抱きしめて号泣する亜紀。
血のつながりよりも積み重ねた日々こそ、最も深い絆となる。

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