鷲津亨(草彅剛)は、息子の命を軽んじた犬飼を失脚させようと決意し、まずは大臣の懐刀である、政策秘書の虻川(田口浩正)を排除する作戦に打って出る。
しかし虻川(田口浩正)は事務所の金庫番で、犬飼(本田博太郎)も知らない金の流れをすべて把握しているため、犬飼(本田博太郎)は虻川(田口浩正)を簡単にクビにはできなかった。
そのため、亨(草彅剛)は、虻川(田口浩正)の生命線ともいえる表に出ると非常にマズい裏帳簿を何とかして手に入れようと画策。
亨(草彅剛)は、眞人(杉野遥亮)には虻川(田口浩正)の動きを見張ってもらうために、あえて虻川(田口浩正)に「得意なあいさつ回りを教えてあげてください」と持ち上げて、眞人(杉野遥亮)を近くに付かせた。
翌日、眞人(杉野遥亮)は、亨(草彅剛)に言われた通り、犬飼失脚のため、虻川の行動に目を光らせるが、虻川(田口浩正)は、亨(草彅剛)が自分を陥れようとしていることをすでに察知していた。
眞人(杉野遥亮)の兄は会社の経営のことで犬飼(本田博太郎)に陳情し、もう少し頑張れば何とかするという話を信じて夜中まで働いたが、結局何の連絡もなく過労死した。
自分の兄の陳情はスルーして何もしてくれなかったくせに、先日の政治資金パーティーの招待状は亡くなった兄宛てに会費2万円で参加するようにと送ってきたことに憤りを感じて、
眞人(杉野遥亮)は、犬飼(本田博太郎)の近くにいれば何か仕返しができるチャンスがあると思い、犬飼事務所の秘書官に就いたのだった。
犬飼事務所が総出で手伝っている農協主催のバーベキューでのこと、亨(草彅剛)は、犬飼の息子・俊介(玉城裕規)が地元の建設会社から不正な金を受け取る瞬間の現場証拠写真を押さえたが、その様子を亨(草彅剛)の動きを不審に思った虻川(田口浩正)は見ていた。
亨(草彅剛)は、雑誌記者の熊谷由貴(宮澤エマ)と手を組み、犬飼の息子・俊介(玉城裕規)の不正を暴こうと公園で待ち合わせたが、それを知っていた虻川(田口浩正)は、犬飼(本田博太郎)を公園に呼び出し、亨(草彅剛)が雑誌記者の熊谷由貴(宮澤エマ)に、「犬飼の息子・俊介(玉城裕規)が地元の建設会社から不正な金を受け取っている現場証拠写真」を渡す所を確保しようとした。
しかし、現場証拠写真を押さえた所を虻川(田口浩正)に見られていることを知った亨(草彅剛)は、作戦を変更し、犬飼(本田博太郎)が以前から気にしていた野党の議員のスキャンダルの証拠写真に切り替えて、むしろ犬飼(本田博太郎)が抱える課題の1つの解消に繋がる内容だったため、亨(草彅剛)を追い詰めようと考えていた虻川(田口浩正)の思惑は外れた。
それだけでなく、雑誌記者の熊谷由貴(宮澤エマ)が、虻川(田口浩正)に向かって、「虻川さん、うちの編集長にいざとなったら犬飼大臣をつぶせるネタがあるって売り込んだって聞きましたよ!」と犬飼(本田博太郎)本人を目の前にして暴露される始末となり、亨(草彅剛)と雑誌記者の熊谷由貴(宮澤エマ)の作戦は成功した。
また、亨(草彅剛)は虻川(田口浩正)の子分である貝沼永太(坂口涼太郎)に「虻川が週刊誌に犬飼大臣のネタを売ろうとしたこと」を話し、貝沼永太(坂口涼太郎)から報告を受けた虻川(田口浩正)は怒りが爆発したが、文句が言いたい亨(草彅剛)と連絡が付かないためにたまらず亨(草彅剛)の家に乗り込んだ。
亨(草彅剛)に会うため強引に侵入しようとする虻川(田口浩正)に対して、妻の可南子(井川遥)が誘導尋問し、それに釣られた虻川(田口浩正)は、部屋の中に亨(草彅剛)がいると思い、「大臣が事故って言ったら事故なんだよ!おい鷲津!テメエになんかな~、事故の真相は絶対に・・・」と怒鳴り散らす。
しかし、部屋の中にいたのは亨(草彅剛)ではなく、亨(草彅剛)が仕込んだ雑誌記者の熊谷由貴(宮澤エマ)であったため、虻川(田口浩正)が口を滑らせた内容が、週刊誌に「パワハラ秘書が部下の家に押しかけ妻に暴言、男子中学生の不可解な転落事故、犬飼大臣が隠ぺいに関与か」、と掲載されることになった。
さらに、眞人(杉野遥亮)は友人に協力してもらい、ミス続きでイラつきながら歩く虻川(田口浩正)と肩をぶつけて暴行を誘発させて警察沙汰にする罠にはめた。
そして、あいさつ回り先の畑で手伝いをする最中、畑仕事をしないのに毎回畑の近くに来ている虻川(田口浩正)の動きに不信感を持っていた眞人(杉野遥亮)は、畑主から、「うちには犬飼事務所の倉庫がある」ということを聞き、その倉庫から遂に虻川(田口浩正)の「裏帳簿」を探し出したのだ。
暴行騒ぎの取り調べを終えて警察から出てきた虻川(田口浩正)であったが、怒りは収まらず亨(草彅剛)の胸倉をすかさず掴むと、そこに犬飼(本田博太郎)が現れ、表に出ると非常にマズいその「裏帳簿」を亨(草彅剛)から受取ると、犬飼(本田博太郎)は虻川(田口浩正)にその場でクビを宣告した。
鷲津亨(草彅剛)が仕掛けた罠によって、犬飼大臣の懐刀である、政策秘書の虻川(田口浩正)を排除する作戦は見事に成功を収めた。