俳優の有村架純さんが9月9日、東京都内で行われた、石田ひかりさん、姫野花春(かしゅん)さんとのトリプル主演映画「さとこはいつも」(沖田修一監督、18日公開)の舞台あいさつ付き東京先行上映会に登場した。
今作で有村さんが演じるのは、オダギリジョーさん演じる村本との6年にも及ぶ不倫も倦怠期で、仕事もスランプ気味、迷走中の映画配給会社に勤務する35歳の西田沙都子。村本の妻に刺されるシーンがあり、「どこまでリアルに表現した方がいいのか」と悩んでいたという。
有村さんは「台本に『痛~い』と書いてあったんです。実際には、たぶん『痛~い』と言えるのかなと思い、言葉にならない言葉で『あぁ…』と表現した方がいいのかなとか、いろいろ考えたんですけど、ちゃんと意味があって沖田さんが書かれていらっしゃると思ったので、そのまま『痛~い』とやってみたら、採用していただいた。あまりリアリティとか考えることもなく思うがままに表現してみました」と明かした。
さらに、「オダギリさんが面白くて。アドリブをものすごく連発していた。私が倒れた後、オダギリさんが後ろですごくパニックになってるのがおかしくって……。どうしたって口角が上がってしまうのを、頑張って髪の毛で隠して、『もう映さないで……』と思いながら撮影していました」と振り返った。
映画は、沖田監督の長編映画デビュー20周年に公開される完全オリジナル作。年齢も、育った環境も異なる、3人の「さとこ」を描く。石田さんが、子育てがひと段落し、作家になる夢を抱いていたことを思い出した55歳の飯島里子、姫野さんが、初めての恋を持て余し妄想が暴走していく中学3年生、15歳の中井聡子を演じる。
イベントには、石田さん、姫野さん、青木柚さん、吉田羊さん、筒井道隆さんも出席した。
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