北海道斜里町沖の観光船沈没事故で、釧路地検は、証拠品として押収していた救命胴衣などを、運航会社の社長に返還したことを明らかにしました。

この事故では、観光船「KAZUI」の運航会社の社長・桂田精一被告が業務上過失致死の罪に问われ、釧路地裁は6月、禁錮5年の判決を言い渡しました。

しかし、即日控訴し、裁判は今も続いています。

釧路地検は、この裁判の証拠品として、現場周辺の海で回収した救命胴衣や救命浮き輪ロープなどを押収していましたが、「保管の必要性がなくなった」として、9月9日で桂田被告に返却したと明らかにしました。

関係者によりますと、引き揚げられた船体は押収したままで、被害者家族からは保存を求める意見が出ています。

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