「中途半端に働くくらいなら家にいて」と言う夫→私の給料を一度も聞いたことがありませんでした

コラム

2026/10/05更新

「中途半端に働くくらいなら」と言われ続けた日々。夫の口から出た一言を聞いて、席を立った私が向かったのは棚の引き出しでした。

娘を寝かしつけてリビングに戻ると、夫がダイニングテーブルの前に立っていました。視線の先には、開いたままの私のノートパソコンがあります。締め日前で、残った仕事を片づけるつもりだったのですが、その画面を見た夫の一言から話し合いが始まりました。

目次

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気づかいだと思っていた言葉夫が続けた言葉引き出しの中のファイルそして…気づかいだと思っていた言葉

結婚して7年。娘が生まれてからは時短勤務に切り替え、経理の仕事を続けてきました。

夫はその間、何度も同じようなことを口にしています。「無理して働かなくていいのに」「パート代くらいなら俺が出すよ」。保育園の送り迎えをこなしながら働く私を、気づかってくれているのだと受け取るようにしてきたのです。

その日も、夫はパソコンの画面を指さしました。

「まだやってるの?中途半端に働くくらいなら、家にいてほしいんだけど」

やわらかい口調なのに、どこか突き放すような響きが耳に残りました。

夫が続けた言葉

パソコンを閉じて椅子に座ると、夫も向かいの席に腰を下ろし、少し間を置いて続けました。

「俺の稼ぎで十分やっていけてるだろ。女の給料なんて、たかが知れてるんだし」

テーブルの木目に目を落としたまま、その言葉を頭の中でくり返します。

たかが知れている。毎日娘を保育園に送り届け、限られた時間で締め作業を終わらせ、資格の勉強まで続けてきた日々を、夫は一言で片づけたのです。

言い返すより先に、確かめたいことがありました。夫は私の給料がいくらなのか、一度でも聞いてきたことがあったでしょうか。

引き出しの中のファイル12

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