人間失格
①前編 https://youtu.be/9Lmy3cbQlGc
②後編 https://youtu.be/4kxCUObbq5A
③分析編 https://youtu.be/Uo8x8P39HlA

協力:新潮文庫
※この動画は出版社の許諾を取った上で配信しています

参考文献:
太宰治「人間失格」新潮文庫
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#文学 #太宰治 #人間失格

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35件のコメント

  1. 芥川にしても太宰にしても暗い。頭良すぎて考えすぎて疲れちゃったのかな?て印象。中田さんが面白く講釈してくれるから聞ける。私一人なら読まない…わかりやすく、しかも無料で教えていただきありがとうございます

  2. 大人になってよくわかりました、世の中って「人間失格」で描かれている世界そのものですね。

  3. 読書感想文の参考にさせて頂きました!!とてもわかりやすくて良い参考になりました!ありがとうございます!

  4. ぜひお願いがあります
    葉隠
    やってほしいのです。
    わかりやすく解説してください。
    今後の人生をどう生きるか
    覚悟を持って動画を拝見したいと思っております。

  5. 私はその男の写真を3葉見たことがある。
    1葉目は、その男の、幼年時代、とでも言うべきであろうか、10歳前後かと推定されるころの写真であって、その子供が大勢の大人に取り囲まれ庭園の池のほとりに、あらいしまのはかまをはいて立ち、首を三十度ほど左にかたむけみにくくわらっている写真であるみにくく?けれども、鈍い人たちは、なんともないような顔をして
    「可愛い坊ちゃんですね」といい加減なお世辞を言っても、まんばらお世辞に聞こえないほどのいわば通俗の「かわいらしさ」みたいなかげもその子どもの笑顔に無いわけでは無いのだが、しかし、いささかでも美醜についての訓練をへてきた人なら、一目観てすぐ、「なんて嫌な子どもだ」とすこぶる不快そうにつぶやき、毛虫でもはらいのけるときのような手つきで、その写真をほうりなげるかもしれない。まったく、その子どもの笑顔は、見れば見るほど、何ともしれず、嫌なうすきみわるいものが感ぜられてくる。どだい、それは笑顔ではない。この子は少しも笑っていないのだ。その証拠には、この子は両手の拳を固く握ってたっている。人間は、拳を固く握りながら笑えないものである。
    猿だ。
    猿の笑顔だ。
    ただ、顔にみにくいしわを寄せているだけなのである。
    「しわくちゃ坊ちゃん」とでも言いたくなるくらいの、誠に奇妙な、そうしてどこかけがらわしく、変に人をムカムカさせる表情の作品であった。
    私はこれまで、こんな不思議な表情の子供を見たことが、1度もなかった。
    第二葉の写真の顔はこれまたびっくりするくらい酷く変貌していた。
    学生の姿である。高等学校時代の写真か、学生時代の写真かはっきりしないけども、とにかく、おそろしく美貌の学生である。しかし、これもまた不思議にも、人間の生きている感じはしなかった。
    学生服を着て、胸ポケットから白いハンケチをのぞかせ、籐椅子に腰をかけて足を組み、そうして、やはり、笑っている。今度の笑顔は、しわくちゃのさるの笑いではなく、かなりたくみな微笑になってはいるが、しかし、やはり人間の笑いと、どこやらちがう。
    つまり、1から10まで造りものの感じなのである。キザと言っても足りない。軽薄と言っても足りない。ニヤケと言っても足りない。おしゃれと言っても、もちろんたりない。しかも、よく見ているとやはりこの美貌の学生にもどこか怪談じみた気味悪いものが感ぜられているのである。わたしはこれまで、こんな不思議な美貌の青年を見たことが1度もなかった。
    もう一葉の写真は、最も奇怪なものである。まるでもう、年のところがわからない。頭はいくぶん白髪のようである。それかわ、ひどくきたない部屋の片すみで、小さいひばちに両手をかざし、今度は笑っていない。どんな表情もない。いわば、座ってひばちに両手をかざしながら、自然に死んでいるような、まことにいまわしい。
    不吉な匂いのする写真であった。奇怪なのは、それだけではない。その写真には割に顔が大きくうつっていたので、私はつくづくその顔の構造を調べる事が出来たのであるが、額は平凡、顔のしわも平凡、まゆも平凡、目も平凡、鼻も口もあごも、ああ、この顔には表情がないばかりか、印象さえない。特徴がないのだ。たとえば、わたしがこの写真を見て、目をつぶる。すでに私はこの写真を忘れている。部屋の壁や、小さいひばちは思い出すことが出来るけれども、その部屋の主人公の顔の印象は、どうしても、何としても思い出せない。絵にならない顔である。漫画にもならない顔である。ひらく、あ、こんな顔だったのか、思い出した、というような喜びさえない。極端な言い方をすれば目に開いてその写真をふたたび見ていても、思い出せない。そうして、ただもう不愉快、イライラして、ついそむけたくなる。いわゆる「死相」というものにだって、もっとなにか表情なり印象なりがあるものだろうに、人間のからだに駄馬の首の骨でもくっつけたなら、こんな感じものになるのであろうか、とにかく、どこということなく、見るものをずっとぞっとさせ、いやな気持ちにさせるのだ。わたしはこれまで、こんなふしぎな男の顔を見たことが、やはり、1度もなかった。

  6. 人間失格を太宰の最高作とは思っていないが、もう少し太宰が長生きして書いてくれたならば、最高作となっていただろう。
    武田泰淳が言っていたが、太宰のような文章のうまい人はめったに出ません。C書房から出ている太宰全集は10回くらい出ているのではないか?本の売れない時代でも読まれ続けている作家です。

  7. こういう楽しく学べる動画を学生時代に沢山見させてもらっていたからあっちゃんが世間から何言われても全く嫌いにならないしこれからもなる気配もない

  8. ゴッホの「自画像」と同じで、人間失格は太宰治の主観的な自己のイメージを小説に落とし込んだ「自画像」であり、芸術作品とも捉えることができると思う。

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