知床の観光船沈没事故をめぐり、乗客の家族らが運航会社などに対し、損害賠償を求めている裁判。
きょう(9日)運航会社の桂田社長が出廷し、民事裁判では初めてとなる尋問が行われています。

訴状などによりますと、乗客の家族らは運航会社の「知床遊覧船」と桂田精一社長を相手取り、15億円を超える損害賠償を求めています。
観光船「KAZU1」が沈没した事故では20人が死亡、6人が行方不明のままとなっています。
きょうの口頭弁論で初めてとなる桂田社長本人への尋問が行われました。
桂田社長側の弁護士が事故に対する思いを聴くと、桂田社長は「この度は本当に大変な事故を起こし、大変重く受け止めています。本日、当時の私の認識を正直にここで話したいと思います」と述べました。
裁判の争点は運航会社の運航管理者であった桂田社長の出航判断に過失があったかどうかで、午後には原告である乗客の家族2人が尋問を受ける予定です。

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