片想いの相手に恋愛相談を持ちかけた私が、最後に聞いた一言

コラム

2026/07/06

同じ部署の彼とは、休憩中に短く話すくらいの関係でした。片想いをしていることを隠したまま距離を縮めたくて、私はある日、「職場に気になる人がいる」と彼に恋愛相談を持ちかけました。

相手が目の前の彼だとは言えないまま、私は彼にだけ分かりそうな話をしていきました。けれど、そのあとから彼は、私との会話を避けるようになったのです。

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相談相手は、目の前の彼だった気づいてほしくて、言えなかった避けられた理由そして…相談相手は、目の前の彼だった

彼を好きになったのは、雨の日に傘を貸してくれたことがきっかけでした。傘を忘れて困っていた私に、彼は「駅までなら近いから」と言って、自分の傘を差し出してくれました。特別な言い方ではなかったのに、その自然な優しさがずっと残っていました。

でも、同じ部署で働いている以上、簡単に気持ちは伝えられませんでした。断られたあとも顔を合わせることを考えると、今の距離まで壊してしまいそうで怖かったのです。だから私は、「職場に気になる人がいる」という相談の形で、彼に近づこうとしました。

彼も、はじめは別の誰かの話だと思って聞いていたようでした。「どんな人なの?」と聞かれ、私は「困っているときに、さりげなく助けてくれる人」と答えました。そこまでは、普通の恋愛相談に聞こえたと思います。

けれど、私はそこでやめられませんでした。「雨の日に傘を貸してくれたことがあって」と続けると、彼は持っていたカップを机に置きました。さらに「休憩室でよく無糖のコーヒーを買っている人で」と言うと、彼は自分の机にある缶を見てから、「優しい人なんだね」とだけ返しました。

気づいてほしくて、言えなかった

気づいたのか、気づいていないのか。その返事だけでは分かりませんでした。私は彼の名前を出す勇気を持てないまま、相談という形に逃げていました。自分からは言わないのに、彼には察してほしい。そんな中途半端な伝え方をしている自覚はありました。

そのあと、彼の態度が変わりました。休憩に誘っても「今日は用事がある」と断られ、仕事が片づいたあとに声をかけても、会話が短くなりました。私は、遠回しな相談が彼を困らせたのだと思いました。気づかせるような話をしておきながら、最後の部分だけ彼に任せようとした。そのずるさが、彼に伝わってしまったのかもしれません。

避けられた理由12

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